「壊れそうな私を分かってください。

 言葉にできない私を。

 誰にも話せない私を。」


口に出せないから、

体の中で燃えるだけ燃えるがいい。

この体に収まる限り今が保障される。



嫉妬に染まるくらいなら、

いっそ消えてしまえばいい。


憎むなんて、

妬むなんて、

自分の首を絞めるだけ。

そんな自分を責めるだけ。


それならいっそ消えてしまえばいい。

いっそ燃え尽きてしまえばいい。

疲れきって全部捨ててしまえばいい。


だけど、

赤く染まっていく私を、

自分で止められない。


感傷に浸る場所をください。

自分を責めない理由をください。

受け止めてくれる人をください。